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従業員教育用の動画を作りたい

更新日:2023年4月8日

テレビは観ないけど、YouTubeやライブ配信コンテンツは毎日観てる


テレビは天気予報や大きなニュースがあった時くらいしかみない。YouTubeやライブ配信等は、詳細にその時の自分の志向に合致しているコンテンツを選択できるので共感や観たいという気持ちも強いものになる。

そして、テレビはテレビが必要だけど、Webコンテンツは、スマートフォン、タブレットやパソコンで観ることができる。ですので通勤電車でスマートフォンを使って映画を観ることもでき、時間を有効に活用することができる。日常生活で動画を観ない日はありません。


動画が身近になった昨今、企業としても、採用の母集団形成。製品・サービスを知ってもらうため、または理解してもらうため。製品を使えるようになってもらうため。会社を知ってもらうため。従業員を教育するため等々、さまざまな用途で動画が利用されております。

スマートフォンのカメラでも動画は撮影できるし、家庭用ビデオカメラでも画質に不満はないでしょう。

そして、スマートフォンは動画編集ができるアプリもインストールすることができるので、カットやテロップ入れ、エフェクトなど、それなりの編集もできるようになっていて観ることだけではなく、作ること自体も身近なものとなっております。



企業で動画を利用する


今、どのような動画を自社のHPから配信しているでしょうか。または社内限定で、どのような目的の動画を活用されているでしょうか。いくつか利用用途を考えてみます。



製品やサービスそのものを見込み客に知ってもらう

販売に直結するので予算もかけやすいし、ホームページに図やテキストを使って製品説明を行うだけでは、なかなか理解してもらえない。または文字を読んでもらい難いということもあり、映像とナレーションでの理解を期待して動画を制作する。


内容としては、パワーポイントの提案書や製品説明資料に記載していることをベースに写真やナレーション、アニメーションを使って動画化する。デモンストレーションができる製品であれば、画面操作方法や製品の動きを撮影して解説を付ける。



製品やサービスの価値を見込み客に知ってもらう

例えば、お客さまの声として導入(サービスご利用)企業に取材をさせていただき、その模様を動画撮影を行い、カット編集などを行う。うまく喋れるかなどお客さま側のお考えもあるので動画収録することがスムーズに進まないこともありますが、インタビュー動画を視聴すると、その製品やサービスって、こんなメリットをもたらしているんだ。と理解することができます。



会社を知ってもらう

上場企業に限らず、会社について、事業活動について、発信して行くことは、思いがけないコンタクトに繋がることもあります。テキストで書くより、話してしまった方が早いこともあります。それと興味を持っている方からしてもテキストで読むことも良いですが、プレゼンテーション動画を観て耳から理解してしまった方がわかりやすいこともあります。

収録したことがないと、動画を撮ることや出演することが、面倒と思いがちですが、撮影場所や日程を決めてしまえば、あとは普段の事業活動など、話したいことをまとめるだけです。


採用活動の母集団形成のために自社を理解してもらうためにも動画は有効です。どんな人がどのような役割で仕事に向き合っているのか。写真とテキストで理解するよりは動画で声質や振る舞いを見てとれて親近感の醸成もできます。



広告宣伝動画

TVCではなく、Web上から配信する動画なので、自社の製品やサービスの紹介動画とあまり違いはないと考えることもできますが、限られた時間で印象に残るように、構成を設計することを考えると、つかみのインパクト、切り口、表現方法など紹介動画と同じという訳には行きません。数秒の間のストーリーと見た目も重要になりますね。



教育用動画

社員教育は行っているけど、動画にするのは工数もかかるし、良いものを作ろうと思うと進まない等、動画教材を作っていない企業も多いかと思います。もっというと社員教育用のスライドも作っていないということもあります。もちろん外部研修や書籍等の購入補助、社内勉強会などで社員教育が行われているので、何か作ることに時間をかけたくないということもあるかと思います。教育用の動画等コンテンツは社員教育に有効という前提において、これも制作フローを作り、進行管理さえ出来れば社員教育用の動画等のコンテンツ化もルーチン作業にできます。



動画制作における5つの壁


今回は教育用動画を想定して話を進めてみます。


ここが一番、ネックになるところかも知れません。時間とお金をかけて良いものができるのだろうか。営業的な目的を持った動画であれば、予算をかけて外注にしたいところですが、内製できるところは内製にして、予算を抑えたい。動画制作にあたって優先順位の判断も困難だし、最初にどのように推進していくか目的を含めて、調整、取りまとめが課題になったりします。制作にあたって1つ目の壁にぶつかります。ですので、一番良いのは最初の部分から外部からでも入ってもらって企画から推進までのサポートがあると進み易くなります。


そして何を作りたいのか。誰にどうなって欲しいから、動画を作成するのか。その作り方はどうするか。実際には、原稿となるもの、それはPPTの資料であったり、知識経験の口承であったり、何がしかベースとなるものがあるはずです。ベースはあれど、どうするのか。といった2つ目の壁にぶち当たります。

基本となる構成の組み方があります。書籍やウェブで読むこともできるでしょう。ですのでそういうことはわかってはいるけど、手を動かす時間がないというのが実情の課題かと思います。

原稿がまとまったところでコンテンツ化は終わりません。体裁や講師がプレゼンする動画にするのか、人がでなくてもナレーションを付けるのか、付けないのか。などなど、選択肢はたくさんあり決めなくてはいけないことがたくさんあります。


そうこう原稿をまとめているうちに、盛り込みたくなる内容も増えることもあるし、原稿がまとまって来ると、この内容なら別のテーマにして、対象も変えようなんて方針の転換もあり得ます。もちろん、方針転換も悪いことではなく、チャレンジすることの方が大事です。


そうこうして、原稿がまとまって、読み上げる講師役はどうするか。読み上げ(プロンプター)原稿がなくても良いかどうか。読み上げ原稿を書き上げるとなると大仕事になります。これも動画コンテンツ化には3つ目の大きな壁となります。


話を進めて、動画撮影は身近になったということは最初に書きましたが、ただ録画するデータ容量は、大きいので次に保存先やパソコンのスペック問題にぶつかります。4つ目の壁です。撮影まで出来たのはよいが、容量の大きな動画データをパソコンで編集しようとしてもメモリ8M程度のパソコンスペックだと、数十分以上の動画データを扱ったり、動画編集するのが困難です。


それから5つ目の壁として、どこに動画データを置いて、従業員教育に使うか、ビデオサーバなどが会社であれば良いですが、限定公開としてもYouTubeに配置する訳にはいきません。



良質なパートナーを見つける



このような壁が事前にわかってしまいなかなか、取り組にならない企業も多いかと思います。自社で進めるのではなく、ある程度前段階から一緒に担えるパートナーを見つけて、視聴者にどうなって欲しいのか、その目的を達成できる動画コンテンツ制作を進めたいものですね。


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