
【プレスリリース】
2026年9月3日
研修を提供する会社が、自社の社員教育を仕組み化
株式会社くららぼが「コンテキストAI」を正式導入
既存のルールブックから教材・確認テストを生成し、セキュリティ教育と現場経験の継承へ
株式会社アドップ・コンテキスト(本社:東京都、代表取締役:石川 雅久)は、教育事業や講師業務、教育コンテンツ制作などを手がける株式会社くららぼ(本社:東京都中央区、代表取締役:西川 満)が、社内資料から学習コースを生成・配信するBtoB SaaS「コンテキストAI」を2026年9月1日に正式導入し、社内での利用を開始したことをお知らせします。
くららぼには、研修講師やITエンジニアなど各分野の専門家が在籍しています。一方、お客様向けの研修や現場対応が優先されるなか、自社社員への教育は、既存資料の配布、資格学習の本人申告、必要時に開く勉強会など、個別の対応が中心でした。今回の導入では、既存のルールブックを教材・確認テスト・受講状況の確認につなげ、継続して運用できる社員教育の仕組みづくりを進めます。
背景:10~100名企業の55.9%が、従業員教育を十分に体系化できていない
当社が2026年7月に、従業員教育に関わる教育担当者・経営者250名を対象として実施した調査では、従業員10~100名の企業に勤務する回答者の55.9%が、従業員教育を「あまり体系化できていない」「まったく体系化できていない」と回答しました。501名以上の企業では24.3%で、10~100名との差は31.6ポイントとなり、統計的にも差が確認されています。
また、回答者全体の43.2%が、社内資料や業務ノウハウを教材として十分に活用できていないと回答しています。教育専任者を置きにくい企業では、必要な資料や専門家が社内に存在していても、それを教材へ変え、社員へ届け、理解度や実施状況を確認する工程が整っていない場合があります。
くららぼも、情報セキュリティのハンドブック、AI利用のルール、過去の勉強会資料などを保有していました。しかし、自社教育を継続的に運用する人員や時間を確保することが難しく、資料を読んでもらった後に、内容を習得できているかまで確認する仕組みは十分ではありませんでした。
既存資料から、全社員向けの3コースを試作
コンテキストAIの試使用では、「AIルールブック」「情報セキュリティ・ルールブック」、ネットワークセキュリティに関する資料を使い、全社員が学ぶことを想定した3つのコースを生成しました。
これまで情報セキュリティ教育では、PDFのハンドブックを読んでもらい、確認テストを別に用意していました。コンテキストAIへ既存資料を読み込ませることで、学習用の教材と確認テストを一続きで生成し、誰が受講したかを確認できる形へ変えられます。
試使用で確認した3つのポイント
1.元資料が、学習の流れに沿って整理された
コースの目的から各章の内容へ自然につながり、受講者が学びやすい構成に整理されました。
2.教材と確認テストを一度に作成できた
教材を作った後に別途テストを設計する工程を減らし、教材の内容に沿って理解すべきポイントを確認できる問題が生成されました。
3.人は、自社として伝える意図の調整に集中できた
生成後は、セキュリティ教育を自分に関係することとして受け止めてもらうため、コースの目的をより強く伝わる表現へ修正しました。
正式導入の決め手は、単発ではなく継続して使う社員教育だった
くららぼが正式導入を決めた理由は、単発の教材制作ではなく、社員教育へ継続して使うことを想定したためです。まずは、毎年実施する情報セキュリティ教育で活用します。全社員が定期的に受講し、実施記録を残せる状態を整えます。
「長く使いたいと思いました。社員向けの教育に使うことを最初に考えたので、単発で教材を一つ作って終わるものではありません。継続的に使わなければ意味がないと考えました。」
株式会社くららぼ 取締役 芳賀 友子様
今後:暗黙の了解から、会社として人を育てる仕組みへ
くららぼは今後、ビジネスマナーやセキュリティなど、全社員に必要な基礎をそろえたうえで、それぞれが専門分野の知識を高められる教育体系を目指します。過去の勉強会資料や、先輩が現場で得た経験も、一度きりの指導で終わらせず、次の社員が学べる教材へ変えていく方針です。
また、自社で運用し、使い方や効果、課題を確認したうえで、社員教育や知識継承に課題を持つお客様への提案にもつなげていきます。
「自社で実現してからでなければ、お客様へ具体的な提案はできません。まず自社で運用し、使い方を理解したうえで、お客様にも提案していきたいです。」
株式会社くららぼ ソリューション営業部長 中村 好恵様
株式会社アドップ・コンテキスト 代表取締役 石川 雅久のコメント
「今回の取材で印象的だったのは、研修を提供する会社であっても、自社教育を継続して運用することは簡単ではないということです。くららぼ様には、ルールブックや勉強会資料、現場で得た経験がすでにありました。コンテキストAIを通じて、それらを次の社員が使える教育資産へ変え、会社として人を育てる仕組みづくりを支援してまいります。」
株式会社アドップ・コンテキスト 代表取締役 石川 雅久
コンテキストAIについて
コンテキストAIは、企業の社内資料(PDF・Word・PowerPoint・テキスト)をアップロードすると、AIが重要な知識を抽出し、学習目標、学ぶ順序、スライド、ナレーション、確認テストを含む学習コースを生成するBtoB SaaSです。生成後は管理者が内容を確認・編集し、対象者へ配信できます。受講状況や確認テストの結果を確認し、社内資料や業務ノウハウを継続して使える教育資産へ変えることを支援します。
サービスページ:https://www.adop-context.jp/context-ai
自社の教育資産化の状況を、3分で診断
当社は、社内資料やノウハウを教育に活用できているか、教育が属人化していないか、継続して運用できる状態にあるかを確認できる「教育資産化診断」を公開しています。10項目の質問に回答することで、自社の現在地と、次に取り組むべき課題を確認できます。
教育資産化診断を受ける
ユーザー登録不要です(無料)
株式会社くららぼ 会社概要
社名
株式会社くららぼ
代表者
代表取締役 西川 満
所在地
東京都中央区日本橋人形町3-3-5 天翔オフィス日本橋人形町ビル205号室
設立
2003年9月24日
事業内容
教育事業、講師業務、教育コンテンツ制作、コンサルティング業務ほか
Webサイト
※調査は、従業員教育に関わる教育担当者・経営者250名を対象に2026年7月に実施。10~100名企業の回答者は59名、501名以上は115名。企業規模間の統計的検定では、教育の体系化について10~100名と501名以上の間に有意差を確認。 社内資料・ノウハウの教材活用43.2%は回答者全体の値です。
