
【プレスリリース】
2026年8月12日
社内資料・ノウハウの教材活用、「できていない」が43.2%
AIによる教材作成には57.6%が関心。従業員教育に関わる教育担当・経営者250名に聞いた
株式会社アドップ・コンテキスト(東京都千代田区、代表取締役:石川雅久、以下「当社」)は、従業員教育に関わる教育担当・経営者250名を対象に、「従業員教育・教材づくりの実態」に関する調査を実施しました。
その結果、業務マニュアルや社内資料、熟練者の知識・ノウハウを従業員向け教材として「あまり活用できていない」「まったく活用できていない」と回答した人は、合わせて43.2%でした。また、従業員教育を「あまり体系化されていない」「まったく体系化されていない」とする回答は34.8%となりました。
一方、AIを利用して社内資料や業務マニュアルから従業員向け教材を作成・編集するツールには、57.6%が関心を示しています。教材制作・更新の効率化に期待が集まる一方、生成内容の正確性や自社業務への適合性が懸念されていることも明らかになりました。
当社は、社内資料から学ぶ内容や順序を整理し、学習コースを生成するSaaS「コンテキストAI」を提供しています。
調査結果のポイント
· 社内資料・ノウハウを教材として「あまり活用できていない」「まったく活用できていない」の合計は43.2%
· 従業員教育を「あまり体系化されていない」「まったく体系化されていない」の合計は34.8%
· AIによる教材作成に「非常に関心がある」「やや関心がある」の合計は57.6%
· AIへの期待は教材の更新・制作の効率化、最大の懸念は生成内容の正確性
調査概要
企業における従業員教育・教材づくりの実態把握
従業員教育に関わる教育担当・経営者
調査目的
調査対象
有効回答数
250名
インターネット調査(セルフ型アンケートツール利用)
調査方法
2026年7月
調査期間
調査主体
株式会社アドップ・コンテキスト
調査結果
1.社内資料・ノウハウを教材として活用できていない人が43.2%
業務マニュアル、社内資料、熟練者の知識・ノウハウなどを、従業員向け教材としてどの程度活用できているか尋ねました。
「あまり活用できていない」は34.0%、「まったく活用できていない」は9.2%となり、合わせて43.2%が十分に活用できていないと回答しました。社内に蓄積された資料やノウハウがあっても、そのままでは従業員が学べる教材として活用しにくい状況がうかがえます。
※割合は小数第2位を四捨五入。複数回答設問は合計が100%を超えます。

2.従業員教育を十分に体系化できていない人が34.8%
従業員教育について、対象者、学ぶ内容、実施時期、学ぶ順序などがどの程度体系化されているか尋ねました。
「あまり体系化されていない」「まったく体系化されていない」の合計は34.8%でした。教材を用意することに加え、誰に、何を、どの順序で学んでもらうかを設計することも、従業員教育における課題の一つと考えられます。
※割合は小数第2位を四捨五入。複数回答設問は合計が100%を超えます。

3.AIによる教材作成に57.6%が関心
AIを利用して、既存の社内資料や業務マニュアルから従業員向け教材を作成・編集するツールへの関心を尋ねました。
「非常に関心がある」は21.2%、「やや関心がある」は36.4%となり、合わせて57.6%が関心を示しました。一方、「あまり関心がない」「まったく関心がない」の合計は22.4%でした。
社内資料やノウハウを教材として十分に活用できていないという課題が見られる一方で、AIによる教材作成には半数を超える人が関心を示しています。
※割合は小数第2位を四捨五入。複数回答設問は合計が100%を超えます。

4.期待は教材の更新・制作の効率化。最大の懸念は生成内容の正確性
AIによる教材作成に期待することでは、「教材の更新を効率化できる」が37.6%で最も多く、「教材制作にかかる時間を短縮できる」が37.2%、「社内資料を有効活用できる」が30.0%と続きました。
※割合は小数第2位を四捨五入。複数回答設問は合計が100%を超えます。

一方、懸念では「AIが生成した内容の正確性」が36.4%で最多となり、「自社の業務に合った教材になるか」が30.0%、「社内情報や機密情報の漏えい」が28.0%と続きました。教材制作の効率化が期待される一方、生成内容の品質や自社業務への適合性が、導入時の重要な判断材料になっていることがうかがえます。
※割合は小数第2位を四捨五入。複数回答設問は合計が100%を超えます。

その他の主な結果
· 従業員教育の中心的な方法は「社内で実施する集合研修」が25.6%で最多。次いで「eラーニング・LMS」が22.4%
· 教材制作の担当者は、「人事・研修部門の専任担当者」が16.0%、「人事・研修部門の兼任担当者」が14.8%、「人事・研修部門と現場が共同で制作」が16.0%で、合計46.8%
· 「現場の管理職・従業員」が教材制作を担うとの回答は19.2%、「決まった担当者はいない」は12.0%
当社の見解
今回の調査では、社内資料やノウハウを教材として十分に活用できていない人が43.2%、従業員教育を十分に体系化できていない人が34.8%となりました。企業内に教材の材料となる情報があっても、対象者に合わせて学ぶ内容や順序を整理し、継続的に更新できる教材へ変えるところに難しさがあると考えられます。
その一方で、AIによる教材作成には57.6%が関心を示しました。期待の上位には、教材の更新や制作にかかる時間の短縮が並んでいます。ただし、最大の懸念は生成内容の正確性であり、自社の業務に合った教材になるかという不安も挙げられました。
当社が提供する「コンテキストAI」は、入力された社内資料を根拠に、学ぶ内容や順序を整理して教材の下書きを生成します。生成された教材は、公開前に担当者が内容を確認し、編集できる仕組みです。
AIが下書きを作り、人が仕上げる。この運用を、効率化への期待と生成内容への懸念を両立するための基本方針としています。
サービス概要:コンテキストAI
「コンテキストAI」は、企業の既存資料をもとに、AIが「何を、どの順番で、どう教えるか」を設計し、従業員向けの学習コースを生成するBtoB SaaSです。
PDF・Word・PowerPointなどの資料をアップロードすると、独自の「コンテキスト化メソッド」に基づき、知識の抽出、学習目標の設定、学習順序の設計、スライド・クイズ・音声ナレーションの生成までを支援します。対象者のレベルに応じて、入門・実践・習熟のコースを作成でき、生成後は担当者が内容を確認・編集できます。
今回の調査結果をまとめた無料レポートを公開しています。
「従業員教育と社内ノウハウの教材化に関する実態調査」無料レポート:
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