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何を学ぶべきか

人生100年時代。自己の志向や可能性はいくつになってもたくさんあるものです。何か意識して学んでいる事はありますでしょうか。


趣味を含めて何か自己啓発をされている方は身近にいるものです。

そういった学んでいる方をみると羨ましかったりします。自分もそうしたいけど、使える時間とか、いろんなことを考えてしまい躊躇したままになっている方も多いかと思います。


そして、では実際に仕事に活かせるようなことを勉強しようと思っても

興味、やりたいことがぼんやりしていて本当に自分に(今後)必要のあるスキルを選べるのか。といったところから始まります。


あまり難しくは考えたくないですが、情報はたくさんあるので、何をどうやって学ぶか。ということから悩んでしまって何かを始められないこともあります。

悩んでいるうちに、世の中の変化スピードは速く、今、話題になっていることで知らない単語が出てきたりします。


例えば、本を読むということもありますが、電子書籍版にするか、装丁された本にするかを迷ったりします。決めたところで、本当に買うかどうかを迷ったりします。

セミナー等もどれを受講して良いのか、なかなか時間を投資する判断は難しいですね。


この迷いはおそらく、あまり集中や効率を考えると良いものではないと思います。もう欲しいと思ったら、書籍は迷わず購入すると決めるくらいの方が自己啓発にエネルギーは、集中します。



一方、子供の頃から憧れていたけど、やっていないこともあります。

今や、多くの人が何らかのSNSで写真や動画、音などを個人で発信できるので、お菓子作り、ギター、ピアノ、花、などの発信から触発されて、大人になって始めてみたり、再開してみたりする方も多いです。


仕事に活かすためのスキルアップ。自分の趣味として学びたいこと。

自分が学ぶ必要があること、または学びたいこと。という分け方でも良いと思いますが

理想は、この2つの時間を作り、取り組むことですね。


例えば、ちょっとしたことを学びたい

    ○仕事関係

  • Excel等、日常利用するソフトウェアの使い方

  • 思考法、コミュニケーション術

  • 新しい技術潮流や時事


    ○体調面

      食事栄養、睡眠、ダイエット、メンタルヘルス



など。加えて、短時間では学べないこともあります。半日のセミナー、数日間を必要とするセミナーなど。


先程、書籍は欲しいと思ったら即購入という話をして端的には相反するように読めてしまうかも知れませんが、何かを学ぶには、“目標設定理論”というものもありますが、やはり計画や目標が必要ですね。


そして計画を立てただけでは行動には移れません。

本当に取り掛かり、そして継続するには強い意思も必要です。


意思がブレないための一つの方法として、学びやスキルアップに何時間、割り当てて、実際、その時間を使ったのかといった計測や管理を行うという手段もあります。時間管理を行うことで、”これだけの時間をやって来たのだから、継続しよう”。”計画時間に足りてないから、明日はこの時間を増やそう”という具合で、数日間、取り掛かれなかった。といったことが無いようにすることも可能です。





何を学ぶか。

目標や計画を立てるのも大変です。学習方法を決めるのも大変です。

ただ大変にフォーカスしてしまうと、何も手に付かないので、何にフォーカスするかですね。


フォーカスすることを決めたとして、学び習得するためには集中出来る学習環境が用意出来るかも大切になります。

スマホが身近にあると集中を欠くこともあります。何かをするためには集中を欠く要因を排除する環境が用意できるかということです。

それから学びの場合だと、試験日などがあると良いですが、やはり期日というものはモチベーションに影響します。極端な話ですが時間があると、”いつかやる”となりがちです。仕事でも明日の会議で使う資料を作成しないといけないとなると、ぐんと集中度合いが上がります。


ということで、話を戻します。

例えば、ゼロ秒思考の手法で

・今の仕事で使うために学びたいこと

・将来、必要となるであろう知識習得

・リカレントの概念で、学び直したいこと。


この3つを大項目として1項目を1Pごとに紙に書いて、それぞれの項目の下に思いつく学習内容を書いてみると整理がつきやすいですね。

そして興味を持っていることも幅が広く何から手をつけて良いのかわからない、何かやろうと思いながら時間だけが経過するということから脱却し、スキルの積み上げ体質になりたいものです。筋トレで筋肉がつくように、毎日の学びで”出来ること”、”わかること”を増やして自己の価値を高めて行きたいですね。


資格取得

資格取得はゴールではなくスキルアップしたことの証明として考えた方が良いと思います。合格して資格を取れば良い。というものではなく、その資格が指定している知識等の範囲を理解している、体得しているということで資格取得は通過点として自己研鑽したいものです。

それぞれの方に、それぞれにあった資格があるかと思いますが、例えば40代以上の方であってもプログラミングや英語なども価値あるものです。マネジメント関連としたら、ITストラテジスト、中小企業企業診断士、社会保険労務士がニーズが高いです。


どうやって学か

何を学ぶかによって手段方法は違いますので、どうやって学べるのかの方が現実的かも知れません。どうやって学ぶかを考える上でモチベーションはあっても時間や予算は限られます。スキマ時間で学習といえど、5分、10分を割り当ててと言っても、逆に忙しなくなってしまいます。ベースにある程度まとまった時間を学習した上でスキマ時間、学習に割いた方が効率的なスキマ時間学習になります。

本を読む。書く。動画を見る。研修や勉強会に参加する。いずれにせよ時間が必要です。無理しても続かないですが、意識して一日と言う時間の中で学習時間の配分を取らないと学習はできません。


友人と共に学ぶ

今はSNSがあり、対面で会うことなく、また実際リアルで会ったことがなくとも、同じ趣味志向の方と仲良くなりやすい環境があります。一人で学ぶよりは、友達と共に学んだ方がモチベーション維持、向上に繋がりやすいです。どんな学び方がよかったかなどの共有もあるでしょう。



デジタル化が進み、企業としても従業員に対するリスキリングが必要となっております。経済産業省はリスキリングの定義を「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と定めています。会社内で、多様化する働き方やデジタル化に伴い、再教育をして変化する業務や業務手法を理解し、技術を使いこなしていけるように取り組まれています。リスキングはリカレントと近いですが、企業側が従業員に対して必要となる知識、技術習得を実践することがリスキングとされています。会社としても社会が急速にデジタル化していく中で、従業員には変化対応をしてもらって業績を上げて行かなければいけません。


しかしながら、中小企業ではリスキリングを行う企業は、1割程度というデータもありました。会社が用意してくれないと嘆くこともなく今は、色々な情報や手段があるので自分自身の意志で最適な方法を見つけやすいと言うこともあります。計画して時間を作り継続して学習していくこともしやすいですね。


社会の変化スピードも速く、大きく、働き方も変わる今こそ学びを大事にして自己成長の実践に励みたいものですね。





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